M.Kさん(ニックネーム Michikoさん) 30代女性・会社員
TOEICスコア:625点
「耳読書」レベル:聞耳さん(中級) ※
※ 書籍『CD付 英語は耳読書で学べ』116ページで紹介しているレベル目安です
【耳読書実例】 「前置詞まで聞き取れる!」と驚くほど、英語リスニング力アップを果たしたM.Kさんの「耳読書」素材・グッズ紹介
Q: 「耳読書」スタートのきっかけや題材は?
カナダやオーストラリア出身の友達ができたのに、話す英語が聞き取れなくて、理解できなかったことがきっかけです。もともと好きで日本語版を読んでいた『ハリー・ポッター』を選んで、1巻(※)をひととおり聞いたところですが、内容をあらかじめ知っていたので、聞き取れないところや知らない単語があっても楽しく進められました。会話で「こういうふうに言うんや」と勉強になる表現もありました。
※ J.K. Rowling著『 Harry Potter and the Sorcerer’s Stone』Jim Dale ナレーションによるバージョン。
耳読書におすすめの『ハリー・ポッター』オーディオブックはこちら!
Harry Potter and the Sorcerer’s Stone J.K. Rowling (著), Jim Dale (ナレーション) |
もう一点ご紹介します。
『Harry Potter and the Philosopher’s Stone』(←イギリスでの出版当初のタイトル)Stephen Fry ナレーションによるバージョン。
Harry Potter and the Philosopher’s Stone J.K. Rowling (著), Stephen Fry (ナレーション) |
(ともにunabridged版、つまり完全版のCD。省略・要約がなく、本1冊をすべて読んでいます。)
ここで疑問がでてきたあなたのために、インタビューをちょっと中断。
ナレーターが違うバージョンが!? どちらを選んだらいい?
ハリー・ポッターの英語オーディオブックには、ナレーターの違いにより2つのバージョンがあります。
Jim Dale(ジム・デイル)さんバージョン、Stephen Fry(ステファン・フライ)さんバージョン。
私はたまたま最初に手に入れた Jim Daleさんバージョンを聞いて、全巻揃えました。長年聞いてきたので、個人的にはとてもおすすめできます。
私の友人、ハリポタ大好きSさんは、Stephen Fryさんバージョンを何度も聞いていて、お気に入りです。
だから、結論は、どちらでもOKということです!
ただし、まずはどちらか一人の声に絞って聞いたほうがいいですよ。
一人のナレーターの声に慣れた状態で、別のナレーターのバージョンを聞いたら、違和感を持ってしまい、なかなか聞き進められなかったというケースを、実際に知っています。
Q: 「耳読書」でどんな成果が出ていますか?
今までなかなか聞けなかった、弱い音の前置詞などが聞こえるようになったので、言葉の使い方が覚えられ、語句のかたまりで意味を取れるようになりました。モチベーションの維持のために先日初受験したTOEICでは、リスニングでほとんど迷わず答えを選べました。
ご本人より感想・ポイントまとめ
・日本語の本を読んで内容をあらかじめ知っていたので、単語や表現を知らなかったり聞き取れないことがあったりしても楽しく進められた
・英語らしい日常表現を拾えて楽しめた
英語学習を再開して約半年、というMさんにインタビューをしました。
Mさんはオーディオブックのおかげで英語の習慣化が楽しくでき、初受験のTOEICで、リスニングの手ごたえが特によかったなど、効果を実感されているそうです。
インタビュー当時、私(さやか)のケースで言えばSONYのウォークマンなどが主な「耳読書」機器でした。現在では、スマートフォンやタブレットが「耳読書」に大活躍しています。(2019年8月更新)
詳しい体験談やグッズの利用法は、書籍『CD付 英語は耳読書で学べ』本文第6章、「耳読書」体験談 195ページ (M.Kさんの体験談記事)をご参照ください。 |